6月14日公開予定
J・A・バヨナ監督作品「インポッシブル」をご紹介致します。

まず、この映画の予告編ですが、
若干ネタバレ要素を含んでいます。
なので、出来るだけ予告編を見ずに映画館に行って頂きたい。
そして、この映画は実話です。
2004年スマトラ島沖地震での、ある家族のお話。
という事で、激しい津波の描写があります。
日本では未だこういうシーンを直視できない方も
いらっしゃると思いますので、ご注意くださいませ。
※注:以下若干のネタバレあり。
今回とにかくイイ仕事をしているのが、音響チームです。
めちゃくちゃ音が怖い。
オープニングいきなりの飛行機の音から、
津波の音、特に水中の音と映像描写がリアルでエグい。
まぁーー怖い。
そして俳優陣の演技。特に夫婦。
ナオミワッツは今作で、
アカデミー賞主演女優賞にノミネートされましたし、
ユアンマクレガーは、トレインスポッティング以来、
ここ数年では一番の演技ではないでしょうか。
まぁー泣かせます。
とにかく泣ける映画です。
家族の誰かに感情移入して確実に泣く。
僕はほとんど泣き通しでした。
実話ゆえのドキュメントチックな構成になっており、
主に家族のみに焦点が当てられ、
周りの人間にはほとんどスポットが当たらない為、
家族の誰かの目線で見えている世界というのが、
ものすごく実感できて、
誰か居なくなるとすごく不安になったり、
周りの人に言葉が通じなかったりした時の、
アウェー感などが実にリアルに感じ取れます。
そしてラスト。
分かっていてもやっぱり泣きますねー。
津波のリアルを実感したい方、
そして泣きたい方には、特にオススメです!
「インポッシブル」日本版予告編(※注:若干ネタバレあり。)↓
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