ジャンピエールジュネ監督作品「ミックマック」をご紹介します。

「ロングエンゲージメント」から約5年。
「ハリーポッターと謎のプリンス」の監督を断り、
「ライフ・オブ・パイ」の映画化を断念した末に、やっとできた作品です。
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《あらすじ》
ビデオショップで働くバジルは、ある日発砲事件に巻き込まれる。
一命は取り留めたが頭に流れ弾が残り、仕事も家もすべてを失ってしまう。
そんな彼の前にユニークな特技を持つ仲間たちが現れ、
廃品に囲まれた工場のような家での不思議な集団生活が始まる。
そんな折、バジルは自分の頭に残る弾を造った会社と
30年前に父の命を奪った地雷を製造した会社を発見する。
個人的にはジュネ監督作品の中では現時点でベスト級。
「デリカテッセン」「ロストチルドレン」「アメリ」「ロングエンゲージメント」
等の要素をふんだんに取り入れた集大成となっています。
内容はフランス版「特攻野郎アメリチーム」といった感じで、
「ロストチルドレン」を彷彿とさせるような背景美術の作り込みには、
ただただ圧倒されます。
日本人カメラマンとして今回初参加の永田鉄男氏も、
イイ仕事してます!
ジュネ監督からは「永田はフレーミングが苦手だから、
そこだけ僕がやったんだケドね。」とか言われちゃってましたが。
状況説明や場面演出のごく一部に、
製作者側の都合による無理やり感が若干あるものの、
常に楽しいストーリー展開で、物凄く幸せな気持ちになれる作品です。
ジャンピエールジュネ作品に免疫のある方、
「ロングエンゲージメント」でガッカリされた方には、
特にオススメです!
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